四季を感じる中庭【広島県尾道市】

サービス付き高齢者住宅の中庭をリフォームしました。外出の機会が少ない入居者様に四季を感じて頂く空間にする事、直射日光を和らげる林のような空間とし、入居者様が既設デッキ上に出られるスペースがご希望でした。
高低差50cm転落防止の手すりにアーキレールを採用し、庭部分とデッキ部分をスタイリッシュに分けることで、庭空間が引き締まりました。
また、夜間の風景にも留意しています。既設のライトに加え、グラスフロアライトを庭全体に配置し石や植物の間から漏れ出る光を利用して夜も身近に感じていただける中庭にしました。1年、24時間入居者様、スタッフ様の安らぎとなる空間として楽しんでいただける庭となりました。


デザインの重要なコンセプトでもある音の表現が写真では不可能な為、動画にて提出しています。街中の老人ホームでありながら、静寂に包まれ、砂利を踏みしめる音、水が落ちる音、風の音などを体感し、音と植物で季節を楽しむ庭としました。

日差しが強すぎて、これまで入居者さまがデッキに出る事がなかったのですが、植物を楽しみながら活用できる空間となり、皆様に喜んで頂いています。

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  • 場所

    広島県 尾道市

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