お庭のリフォーム事例2

生垣というのは、20年程前はとても一般的な目隠し&境界線替わりになっていたアイテムです。


安価ですし、手軽ですし、グリーンという事もあり、季節感も味わえます。


また、現在の様にデザイン性にすぐれたフェンスが当時は存在しなかったという事もあります。


手軽に樹木を庭に入れられるといういう事もあって、非常に多用されていました。


ただし、です。樹木は成長しますし、伸びるのです。生垣は剪定という作業が必要になってきます。


剪定は家主自身、もしくは業者に頼むしかないのですが、業者に頼めば金額がかかるということで、家主が行う事が多いものです。


が、お庭への愛着と気合のみではその剪定作業を家主が行い続ける事は難しく、


何年か後には、業者にお願いする方もおられるのですが、お庭や家の作業を外部業者に依頼する事に抵抗を感じる方も多く、


撤去・伐採後フェンスで目隠しというパターンが非常に多いです。


植物を伐採した後は、感慨深かったり、さみしいかと思いきや、


皆様







ほぼ100%清々なさっておられます。



どれほどお困りだったかを伺い知る事例です。


ということで、生垣の管理が手に負えなくなってきた方はご相談下さいませ。



※生垣を否定するものではありません。

生垣を施工し、楽しまれてるお客様もたくさんいらっしゃいます。


ただ、管理には体力・気力を要するものです。

ある日突然ヤル気スイッチが切れてしまう時もあるので、その時の対処方法とお考え下さいませ。



今回はとても大きく成長したシラカシです。


道路の方が敷地よりも1段高いので、必然的に目隠しをしようとすると高さのあるものにしなければなりません。シラカシの剪定は家主様がずっとしておられましたが、手間がかかる事、今後の体力的な面を考慮され、フェンスにチェンジされました。








※↑車内の窓ガラスから撮影したので、車内の装備品の映り込みがあります。
心霊系の写真ではございません。





とてもスッキリ。

高さを必要とするフェンスなので、柱を立てて2段でフェンスをつけております。

3段にする事も可能ですが、
今回は目線の箇所だけフェンスにして、石垣隠しとして、お客様のご希望で植栽になりました。

下1枚を空けている事で、風通しもよくなり、溝掃除も可能です。

フェンスは木目調のものを使っているので、
あまり金属系の寒々とした感じにならず、家の雰囲気にも合っていると思います。



生け垣の代わりにフェンスにしたい方、
ブロック塀の倒壊が怖いので、ブロック+フェンスにしたい方。

少し注意ですが、

ブロックの上にフェンスを施工する場合は、
高さ、1.2mまでのフェンスにしなくてはなりません。

このように高さを必要とするフェンスの場合は、(今回は地上部から2.4mです)
写真のようにブロックの前に柱を建てて、そこにフェンスを取り付けることとなりますので、ご注意を!

つづく