一軒家の庭-3

 

お庭は、オープンにされる方としっかり庭全体を囲われる方がいらっしゃるのですが、周囲の風景を含め、田畑の広がる土地を選ばれたとの事でしたので、周囲の景色の中に溶け込むようなオープンタイプにしました。

お庭の囲いは最小限で抑え、次は玄関へ続くアプローチの作成になります。


石の延べ段・・・

いつも思うのですが、この形の違う石を組み合わせて作る模様のなんと面白いことか。

これは、職人さんのセンスとカンで仕上がっていきます。


長年一緒にお仕事をしていると、あ、この石の並べ方は〇〇さんだ!

と職人さんが分かる様になります。


熟練度、その人の持つセンスなどがよくわかる技法です。


で、無造作に置いて行っている様に見えて、実は石はアプローチにふさわしいものを石屋さんに選びに行って持ち帰ります。


今回はスタッフ4名で1日がかりで選んできました。


適当に石を積んで持ち帰っても、使えない石が大量発生してしまうのです。


では、作成過程をどうぞ!


4人がかりで選んできた石の山。

アプローチにするので、なるべく平らな箇所が多い石を選びます。

多きさも同じものばかりでなく、大小取り混ぜて・・・




据え付け開始


石の形を合わせ、パズルの様に、でも美しく見えるように

少しずつ出来上がっていきます。


先は長い・・・



必要箇所まで並べ終えました

目地をつめて

できました

作業する人数にもよりますが、約1週間かかりました。


こちらの延段、車が通過する箇所でもあるので、しっかりとモルタルで止めてますが、元々は茶庭や露地のアプローチに敷き詰める技法です。

今回は和のお庭のを表現する修景として設計に入れました。


古来からの技法で、あまり積極的に施工を行うお庭も少なくなりましたが、このようなお庭を造らせて頂けるなんて、造園業冥利につきます。


お客様ありがとうございました。


次はお庭の完成の様子です。