昨年末より作業させていただいておりましたビエナ展示場。グランドオープンも25日無事終了し、造園・外構工事もようやく昨日ひと段落つきました。
本日は照明の写真もアップしております。
私はこの仕事についてまあまあの年数が経っておりますが、昔はライティングなどという概念がなく、真っ暗だと困るから設置するものという概念でした。
灯りと風景の彩にはあまり関連性はなく、暗闇を照らすだけだった照明は、
今や夜のお庭を彩り豊かなものにするに変化してきました。
最近の新築住宅は、窓のない外壁部分の面積が多いので、樹高のある樹木が非常によく映えます。
照明を当てると、影などが映り込んで非常に幻想的です。
室内からこぼれてくる明かりのも屋外の照明をさらに引き立ててくれます。
が、ここまで室内丸見えには実際できませんよね。
最近は遮光カーテンが多く、室内のあかりが屋外に見える事も少なくなってきました。
照明の目的はもちろん暗闇で困る箇所に明かりをもたらすというものですが、
もう、暗いから照らしてます!
の時代ではなくなった様に思います。
さて、オープンの様子も
オープンらしいとても華やかな様子でした
造園・外構的な見どころとしては、このエントランスの石組みです。
こちらは元々インターロッキングのアプローチだったのですが、
石の形が面白かったので、急遽変更
上からみた石組みの様子です。
植物が芽吹くと美しくなるんでしょうね。楽しみです!用途を公開していなかったナゾのスペースですが、実はこちら、お客様向けのBBQコーナーでして。自然石がベンチになっています。ついでに、ガーデンシンクも石に組み合わせてます。ここまで室内から屋外の緑を見る事ができるお宅はなかなかありませんが、機会がありましたら、建物と屋外、緑の関係をご覧になってみるチャンスです。こちらのビエナ展示場まで足を運ばれてみるのも良いのではないかと思います。もちろん、室内も夢の様な空間でした。